雪研ドローンスクールの9期生は “土地家屋調査士” のお二人

2018年4月20日~22日の3日間、スカイスパイス運営の雪研ドローンスクール第9期を開催しました。今回の受講生は、土地家屋調査士の2名。彼らが、ドローンスクールを受講した目的、理由とは? そして、受講した結果の感想は? 包み隠さず、誇張することなくまとめます。

土地家屋調査士がドローンスクールを受講した結果。
来てよかったと言ってくれたそのワケとは?

これまで30名以上の卒業生を送り出してきた、雪研ドローンスクール。第9期となる今回は2名の方が受講して下さいました。お二人はいずれも「土地家屋調査士」。まずは、なぜお二人がドローンスクールを受講しようと思ったのか? そのワケをお伝えしようと思います。

1 ドローンに未来を感じている

遠隔操作で2キロ程度の調査が可能なドローン。GPS機能を使った自動飛行もできてしまいます。

これまで、相続などで土地の状況を確認したいという方への対応は、通常の測量業者に依頼し、人を派遣し、人が作業したものをまとめていたとのこと。それがドローンならGPS情報さえあれば、カンタンに、効率的に状況調査や撮影が可能になる。これは土地家屋調査士の方から見ると、大きなチャンスらしいのです。しかも、コストは人を派遣した場合と比べても、大幅に低く抑えられる。そうなると、依頼者が増え、事業の柱のひとつにできるのではとお考えとのこと。これを聞いて、妙に納得してしまいました。人が入っていくのが難しい山林などの場合など、ドローンの機動力と、ドローンでの空撮は人の作業よりも圧倒的に効率的です。空撮写真を撮るためにヘリコプターを手配するなんてことになると、とんでもない費用がかかるでしょうから。空撮用として大きく発展したドローンですが、そのフライングカメラとして磨かれてきた性能が、ここでも生かされるワケです

2 ドローンでの事業を収入の柱にしたい

受講前にご持参されたトイドローンで練習。屋内会場は広さ・高さともにあるので、こんなこともできます。

ドローンでの仕事は、これから増えていくと、直感的に感じていると、お二人とも話していました。時代の流れだと。波に乗り遅れるぐらいなら、早くから投資をして、仕事で回収していく。ドローンの資格があることで、できることがアルと感じているそうです。つまり、出来る選択が増えるということ。資格がなくて、仕事の機会を失うことがあるくらいなら、早々に有資格者になってしまおうというワケですね。いずれはドローン操縦士は国家資格になってくるだろうともおっしゃっていました。

その場合に、民間資格で実績のあるJUIDAの資格は、国家資格になったときに実績を伴っていれば、優遇措置があることは十分に考えられます。例えば、「実技免除」などがそうです。

2018年。ドローンの法改正が予定されています。「無人地域での目視外飛行」の条件等が明確になると言われています。(※無人地域とは「人口密度4000人/㎢未満の地域のこと」)。これまでは目視外飛行は「補助者あるいは監視者をつける」のが前提でした。国交省の承認申請の際に提出する「標準マニュアル2」によると。

3ー4 目視外飛行を行う際の体制
 ・飛行の前には、飛行ルート下に第三者がいないことを確認し、双眼鏡等を有する補  助者のもと、目視外飛行を実施する
 ・操縦者は、目視外飛行の訓練を修了した者に限る。
 ・補助者についても、飛行させている無人航空機の特性を十分理解させておくこと。

と記載があります。これは基本、「無人地域」が前提です。これがDID地区(Densely Inhabited District=人口集中地域、人口密度4000人/㎢以上の地域の略称)になると、基本禁止です。やむをない場合は補助者による目視内が求められます。つまりDID地区での目視外飛行はあくまでもイレギュラーというもの。しかし、これも2020年には法改正によって可能になると言われています。内閣官邸がリリースしている「空の産業革命ロードマップ」にも記載されています。

そうなると、それまでに実績を積んでおいて、「DID地域での目視外飛行」ができるようになるか、それとも法整備がされてからドローンに取り組むか。経産省、国交省、内閣官邸が作り出そうとしている流れに乗るか乗らないかはあなた次第です。今、選んでドローンを事業の柱にしていくか、否か。。。。

3 コンパクトな日程

2泊三日で、実技、知識を凝縮して開催する、雪研ドローンスクール。週末に開催していることもあり、日程の設定が比較的やりやすかったとのこと。経営者の方から見て、この設定はありがたいとのことでした。色々お話をお伺いすると、お一方は測量業もやられているとのことで、平日はスケジュールを調整するのは難しいとのことでしたが、今回はなんとかご調整いただいて受講していただきました。

4 練習用ドローンのプレゼント

プレゼントしているのはDJIが関わったトイドローン「Tello」。DJIが技術供与しているだけに性能は侮れません

雪研ドローンスクールでは、スクール後のスキルアップは必須だと考えています。その流れで、練習用の「ドローン」をプレゼントしています。スクール卒業後、すぐに10万円単位の出費をするのはなかなか厳しいもの。しかし、ドローンの飛行はブランクが一週間程度あると、意外と感覚を忘れがちです。特に始めたばかりですとね。そんな時に少しでも練習してもらいたいという想いから、「ドローンをプレゼント」しているワケです。

5 DJI製ドローン購入割引特典

雪研ドローンスクール受講者には、ドローン購入の際に割引特典を差し上げています。具体的な数値は企業秘密(笑)なので、ここではお知らせできませんが、DJI製品は新品の場合、基本定価でしか購入できませんので、お得な特典ですよ。今回の受講者の方も、この特典を利用して頂きました。

そしてもちろん、売りっぱなしではありません。ドローン販売専門店と提携していますので、メンテナンスなどもしっかりサポートします。「ドローンスクールの先にあるモノを大切にしたい」というのが、わたしたちスカイスパイスのこだわりです。

ドローンスクール受講後の感想いただきました

受講して頂いたお二人から頂いた貴重な意見がこちら。

受講者の声
札幌市在住 土地家屋調査士 男性 50代
●スクールの満足度:とても満足している
受講生が2名で、ほぼマンツーマンで指導を受けられた。曜日の設定が普段の業務に影響なく受講できた
●講師の満足度:とても満足している
親切、丁寧な指導に満足している
●支払った費用の価値はあったか?:そう思う
ほかのJUIDAと同等の価格だったが、親切・丁寧な指導だったので満足している
●他の方にも当スクールを勧めたいですか?:そう思う
週末開催なので、日程の調整がやりやすそうなので、同業者や自営業者に勧められる。練習用ドローンをもらえるのはよい。

札幌市在住 土地家屋調査士 女性 50代
●スクールの満足度:とても満足している
●講師の満足度:とても満足している
●支払った費用の価値はあったか?:とてもそう思う
●他の方にも当スクールを勧めたいですか?:そう思う

女性の方は、少し忙しくしていらっしゃったので詳しくお話を伺えませんでしたので、改めて感想をお聞きしたいと思っていますが、満足して頂いたようです。

お二人とも、ドローンは初めて。男性の方は以前にラジコンヘリを触ったことがあるとのことで、慣れていらっしゃいましたが違う難しさがあると話されていました。女性の方は全く経験なしとのことでしたが、最後には操作にも慣れて、無事技能試験にも合格されました。

雪研ドローンスクール開催要項

今回のスクールについて、もういちどまとめます。

4/20・4/21に座学・屋内実技・屋外実技をガトーキングダムサッポロにて行いました。スクール時間中のランチはホテル内のレストランで。もちろん食事代はスクール費用に含まれます。

●開催日程:2018年4月20日~22日
●開催場所:4月20日・21日 ガトーキングダムサッポロ、4月22日 読売北海道ビルACU会議室
●受講費用:230,000円(税別)
●受講特典:練習用ドローン「Tello」プレゼント、ドローン購入割引特典、卒業後の練習サポート、ドローン選び&メンテサポート

ドローンスクール9期生まとめ

お二人とも、「ドローンは決してカンタンではない」という感想を持たれたようです。確かに最新のドローンは技術を補うあらゆる機能があります。

●センサーによる安定した飛行
●機能満載のアプリ
●ヒューマンエラーを予防する各種機能 などがそれにあたります。

ですが、国交省が求めているレベルはセンサーオンの状態での飛行ではありません。GPS信号が失われたとき、風が大きな影響を与えるとき、モノとの近接した状況下、第三者に被害を与えない操縦技術が求められます。

そのために、実技練習の95%以上は、位置保持をするセンサーを切った状態で行います。活かすのは高度をセンシングする気圧センサーのみ(DJIの場合、基本これは切れません。ですが、これを切ると操縦は遥かに困難になります)。この状態では、つねに水平方向は操縦者がコントロールしている必要があります。飛ばしたいルートを自分の操縦で調整して飛行するワケです。

これが、特に業務使用でドローンを使われる場合必須のスキルです。なぜなら、「いつGPS信号が失われるか」、「いつ風が来るか」、「いつ繊細な操縦技術が求められる仕事が来るか」、わからないからです。そのために備える。そのために必要な技量とはどのレベルなのか。知っておくべき知識はなんなのかを学ぶ。あるいは経験しておく必要があると考えます。

ドローンを個人で飛ばしている多くの方は、センサーオン状態のPモードでドローンを飛ばしています。このPモードでは、屋外だろうが、屋内だろうが、飛行安定性は特筆モノです。全く不安がないと言っても過言ではありません。なので、多くの方が「最新のドローンを飛ばすのはカンタンだよ」とおっしゃいます。

確かに、カンタンです。というのも、わたしたちプロも、通常はPモードで飛ばしますから(笑)。ただ、万一の場合に備えて日々鍛錬もしています。数百回のフライトをしているとPモードでも危険な状況は起こります。その危険を少しでも安全にするためには、確かな飛行技術。そして、入念な飛行計画と飛行体制が必須です。

墜落しただけで全国ニュースになるドローンです。業務で使うなら、出来うる限りの万全を期す。そのための知識であり、技術を学ぶ必要がある。このあたりは座学、実技の中でも受講生の方には、お伝えしました。お二人とも業務でのドローン使用を考えているとのことですので、真剣に聞いてくださっていましたよ。

次回、雪研ドローンスクールJUIDAコース開催は、
2018年5月18日~20日となっています。ドローン空撮を業務で行いたい。学ぶなら「今」だと思います。
また、法律の基礎&操縦の基礎を学べる「はじめて」ドローンスクールも募集しております。

 

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