なぜドローンスクールを受講したのか、そのBefore~After

雪研ドローンスクール卒業生の声 Vol.1

雪研ドローンスクールの卒業生は道内ドローンスクールでは最大。開校後、毎月開催しているのは雪研ドローンスクールだけ。今回は、2018年3月雪研ドローンスクール受講生、建設コンサルタント株式会社エーティック 久保佳澄さんにお話を聞きました。

子供の頃は設計図になぜだか憧れがありました。

松永:改めましてこんにちは! お久しぶりですね。

久保さん:お久しぶりです。

松永:今回はお忙しい中、インタビューをお受けいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。

久保さん:よろしくお願いします。

今回インタビューにご協力いただいたのは、株式会社エーティック 技術第一部 技師 久保佳澄さん

松永:さて、まず最初にドローンを知ったきっかけについて教えてください

久保さん: 小さい頃から手を動かしたり、物を作ったりするのが好きでした。中学生になる頃には、設計図になぜだか憧れがありました(笑)。自分が設計したものが人の役に立ったらいいなあって漠然と思っていたんです。それで、普通高校へは行かず、高専に行って建築を勉強することにしたんです。

私、熊本の災害調査にも行ったんです。by 久保さん

松永:そこからどうやってドローンに?

久保さん:高専では建築の勉強をしていたんですが、色々学んでいくうちに、「街作り」、「インフラ」、「都市基盤」という分野に興味が出てきて、自分の今やりたいことは建築よりも土木だなあって思ったんです。それで土木を勉強するために大学に編入しました。そこでドローンを使って被災状況の調査や、空撮画像から3次元モデルをつくって研究をしている教授と出会って、その研究室に入ったんです。そこで大学の校内でドローンを実際に飛ばしたり、熊本の災害時には調査もかねて同行してドローンを飛ばしました。

松永:なるほど、それはとても貴重な経験ですね。会社に入る前にもドローンを飛ばしていたんですね。初めてドローンに触れた感想はどうでしたか?

久保さん:私が飛ばしたのはDJIファントム3だったんですが、飛ばしている時の安定性がとても良かったのを覚えています。それから、ドローンの将来にとても可能性を感じました

松永:で、今の職場を選んだ理由は?

久保さん:公共インフラに携わる仕事として建設コンサルタント業界にしぼって、なかでもドローンを活用している会社を候補に挙げて就職活動をしました。そこで出会ったのが今の会社です。

ドローン空撮を業務に活用しています。

松永:久保さんはどんなお仕事にドローンを使われているんですか?

久保さん:私は道路設計部門にいるんですが、設計前に現地状況を確認するための空撮を行っていますその他にも、雪崩対策の設計のため山間部で斜面状況や積雪状況の確認等にも活用しています。

松永:ドローンがあることでどんなメリットを感じていますか?

久保さん:まず地上から撮る写真とドローンで撮る写真が、現況を把握する上で大きな差があるということです。地上からは撮影できない広角の写真が撮れることで、現況をより分かりやすく伝えることができます。クライアント様から価値のある資料として使えると言って頂いていますので、今後も業務で活用していきたいと思っています

私にはドローンスクールが必要でした。

松永:久保さんの場合は、雪研ドローンスクールを受講する前に、すでにドローンを飛ばされていた。なぜ、スクールが必要だと思ったんですか?

久保さん:社内でも色々と意見があって、ライセンスがなくてもドローンは飛ばせるんだからスクールを受講する必要はないという意見もありました

ですが、実際に業務で飛ばしている時は常に不安「これでいいのかな?、「こういう時はどうしたらいいんだろう」と、どこかに迷いがありました。安全面や運用面自分の中にしっかりとした基準がなかったんです。それで、業務で飛ばす上での必要な知識を学んで、自信を持って飛ばせるようになりたいと思い受講することにしました。

松永:では他の学校ではなく雪研ドローンスクールを選んだ理由は何だったんでしょうか?

久保さん:まず、ドローンスクールの必要性を感じていたので、色々調べました。選択基準にしたのは費用とカリキュラムの日数や内容ですね。それでまずは体験説明会があるので行ってみようと。

松永:なるほど、体験会に参加して、決め手になったポイントは何ですか?

久保さん:まずは費用が第一ですね。そして出逢いですかね。校長の成田さんはとても気さくな方で、何でも聞きやすい雰囲気をお持ちでしたし、ここなら自分の不安が解消されそうという安心感を感じました。アットホーム感でしょうかね。あとはJUIDA認定校というのもあります。今の所日本でドローンスクール運営団体としては、一番大きいということ。将来的にはドローンが国家資格になるという話もあったので、少しでも有利になるかなと感じました。

松永:では、ここからはスクールでのお話を聞いていきたいと思います。まずスクール受講のビフォーアフターで何が一番変わりましたか?

久保さん:スクール前もドローンは飛ばしていましたが、常に自信がなかったんです仕事で飛ばす以上、事故は絶対に起こせない。なのでちょっと怖いという気持ちもありました。社内ではライセンスがなくても、私ドローンの経験や知識があるほうだったプレッシャーもありました。現場で、飛ばすかどうかの判断は自分で全てしなければならないという状況だったんです。

それで、スクール後に変わったことは、「自信がついた」ということです。堂々と飛ばせるようになりましたし、自分の判断に自信が持てるようになりました。

松永:自信が持てるようになったのはどうしてですか?

久保さん:スクールで安全面での知識をたくさん学べたからです。自分の中に判断基準ができました。例えば、風天候について知識を学んだことで、起こりうる状況を想定して準備し、飛ばせるようになりました。

松永:もしスクールに行っていなかったらその知識を自分で学べたでしょうか?

久保さん:難しかったと思います。ドローンは確かに業務では使っていますが、内業など他の業務の方が実は多いので、その合間に自分で学んだとしても不安は拭えない状態で飛ばしていた気がします。

あとは知識面だけではなく、センサーを切ったAモードでの練習や経験をできたのも自信につながりました。以前はPモードでしか飛ばしていなかったので、何かあったらちょっとパニックになるかもという不安がありましたが、何かあっても対処できる自信ができました。でも、まだまだ技量不足なので練習はしたいと思っていますけど(笑)。

スクールの内容にはとても満足していますよ。

松永:ちなみにスクール全体の評価はどうですか? 例えばまずは座学について5段階評価だとどうでしょうか? 

久保さん:4.5点ですかね。私は業務に役立つ実践的な知識を学びたかったので、歴史とか背景とかはあまり必要ないなと思っていたので、少しその時間が長かったかなと(笑)。でも、とても幅広く学べたのでとてもよかったです。特に気象関係の知識は業務にとても役立っている気がします。

松永:では実技面ではどうです?

久保さん:5点満点です! 講師の方が二人いて、マンツーマンに近い形で学べました。迷った時もすぐに聞ける、聞きやすい環境もよかったです。あととてもわかりやすく教えてくださいました。スクールの内容にはとても満足していますよ。

松永:とても良い評価ありがとうございます。より良い講義ができるようこれからも頑張ります! では、実技で難しかったなあと感じたポイントはありますか?

久保さん:全体的に難しかったなと思います。業務ではPモードでしか飛ばしていなかったので、センサーなしのAモードは難しかったです。特にと言われればホバリングですかね。ドローンの向きを変えるとちょっと焦ってうまく操作できるようになるまで苦労しました。あと壁際などで吸い込まれたり、逆に壁から離れて行ったり、風は見えないのでちょっと怖い思いもしました。それから距離感ですね。遠くに行くとすごくわかりずらかったです。

ドローンスクールは必要。
そして業務でドローンを飛ばすなら他の方にもオススメしたいです。

松永:実際、受講されてドローンスクールは必要だと思いますか?

久保さん:必要だと思います。業務で空撮する場合、絶対に安全でなければなりません。そのための知識の基準を学ぶ機会として必要だと思います。安全を確保して飛ばすためには何が必要かを学べました。

松永:自分の会社の方や、他の業者の方にも勧めたいですか?

久保さん:勧めたいですね。安全面でかなり違ってくると感じています。安全の判断基準が明確になったので、する必要がないミスをしなくなると思います。

松永:ありがとうございます。何か雪研ドローンスクールに要望はありますか?

久保さん:安全管理についてもっと学びたいです。他の業者さんがどうやって運用しているかも見られる機会などあったら良いなと思います。あと、インスパイアでの2オペのやり方も詳しく知りたいですね。それからテラマッパーも導入したので、運用面でのアドバイスなどいただけると助かるなあと思っています。それとGSPROについても学べたらと思っています。

松永:なるほどありがとうございます。今後、雪研ドローンスクールの運営をしているスカイスパイスでは、卒業生の方を対象に色々な取り組みを考えています。

知識面を向上させるセミナーや、実技練習会、練習場所の提供。また、オフラインでの卒業生の交流会や事例共有会、機関紙の発行なども考えています。テラマッパーについてもスカイスパイスが販売代理店になっているので、サポートもできますよ。どうでしょうか? スクール卒業後に、色々なご案内や交流会、サポートはあった方が良いと思いますか?

久保さん:あった方が良いと思います。スクールで確かに基準となる知識やある程度の技量はつきましたが、まだまだ足りないという部分はあります。それにもっとやりたいこともあるので、そのために必要な知識が学べたり、練習できる機会があると良いと思っています。

松永:本日はお忙しい中、本当にありがとうございました。とても参考になりました。今回お伺いしたことを活かして、卒業後の情報提供や練習機会などもアナウンスしていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

久保さん:こちらこそどうぞよろしくお願いいたします。

今回、お仕事の合間にインタビューにご対応いただいた久保さん。とても明るく前向きな方で向上心が高い方です。ドローンを活用して会社の業務にどんどん活用していきたいとおしゃっていました。

スカイスパイスとしても、卒業後に色々なサポートを行えるよう準備中です。お互い切磋琢磨して行ければ良いなと感じたインタビューでした。

お忙しい中、久保さん。本当にありがとうございました。

また、業務中にご対応を許可していただいた上司の方にも心より感謝申し上げます。

(スカイスパイス主催雪研ドローンスクール講師 松永和仁)

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