今のドローンに出来ること~DJIドローンの可能性

最新のドローンはほんの数年前のドローンと比べて、大幅に性能が上がっています。だからこそ、信頼性や効率性、クオリティが問われるビジネスの世界で使われ始めています。

そして、その性能はドローンでしかできない世界を創りつつあります。

実際、どうでしょう? 報道番組やバラエティ番組などで

お! これドローンだ! 

と思う映像がありませんか? 映像の知識がなくても、ドローンだとわかる。それぐらい個性というか特徴があるんです。

この特徴は空撮の世界にとどまるものではありません。人より高く、ヘリコプターより低く飛ぶことができます。実飛行時間も30分に届きつつあります。

バッテリーさえ進化すれば、飛行時間は飛躍的に伸びます。かつてのニッカド電池が現在のリチウム電池に変わったことで、みなさんも大きな恩恵を受けているはずです。(携帯電話が良い例です)

というわけで、最新ドローンにはどんな機能があり、それを活かすことで、どんな世界を実現できているのか? そのリアルな情報をお伝えしてまいります!

衝突防止機能が実現するドローンの可能性

世界で実質初めて衝突防止機能を搭載したのがDJIファントム4です。デビューはわずか2年前の2016年始めです。

ファントム4は前方向のみの衝突防止機能を搭載。ぶつからずに空中で静止する映像を見た方もいるでしょう。あるいはすでに体験済みの方もいるでしょう。

この衝突防止機能は、ドローンの安全面に大きく寄与したと言っても過言ではありません。

DJIを含め多くの最新ドローンにはRTH=リターン・トゥ・ホーム機能。すなわち、離陸地点に戻ってくる機能がついています。(設定によっては操縦者の所へ戻ってくるようにすることも可能)

この機能はDJI製ドローンには初期のモデルから搭載されていました。

ですが、一つ問題がありました。

それはドローンは自分の今の場所から、離陸ポイントまで最短距離で戻ってくるということです。

それが、何か? と思うかも知れません。

最短距離というと事は、戻ってくる飛行ルートにどんな障害物があろうとお構いなしに戻ってくるということ。そして、さらにRTH機能はあらかじめ設定した高度で戻ってきます。

つまり、飛行ルート上に設定した高さよりも高い障害物があった場合は、操縦者が回避しない限り100%衝突するということです。

ですが、ファントム4は、この問題を解決しました。その秘密が障害物回避機能です。RTH時の飛行ルート上に障害物があった場合、自動でそれを回避して戻ってくるよう設定できるようになりました。

空撮を業務としている場合、申請をして目視外の飛行をすることがあります。その場合、ドローンが双眼鏡などを使用しても見えない状況下になることがあります。

つまり、100%ドローンの飛行ルート上に障害物があるかどうかわからない状況もあり得るワケです。実際の運用ではそうならないよう、人員を配置したり善後策を講じる必要がありますが、トラブルなどで想定していなかった状況に陥ることもあります。

その際の人をサポートしてくれるのが、「障害物回避機能」なのです。もちろん、近接撮影などの時にも、あえてこの機能を活かしながら必要な業務を行うこともあります。

自動車の誤発進防止装置のような使い方もできるワケです。

人の見える範囲を超えたサポート。操作ミスなどのヒューマンエラーを回避してくれる機能なんです。

最新のファントム4プロは全方向障害物検知可能!

DJIのトップセラーモデルファントムシリーズの最新にして最強モデルがファントム4プロです。

ファントム4プロの障害物回避センサー動作範囲

・前方 水平方向60° 垂直方向±27°
 検知範囲 0.7m~30m 動作範囲 0~10m
・後方 水平方向60° 垂直方向±27°
 検知範囲 0.7m~30m 動作範囲 0~10m
・下方 前後70° 左右50°
・左右 水平方向70° 垂直方向±10°
 検知範囲 0.2m~7m

上方向にはセンサーはありませんが、前方と後方のセンサーによりある程度の障害物は検知回避をしてくれます。

左右センサーは飛行モードによって動作しない場合もあるものの、これらのセンサーを活用した狭所を飛行するためのナローモードという設定もあります。

ナローモードは万能ではありませんが、障害物が左右にある状況で、よりセンサーによる補正を強めることで、衝突を極力避ける飛行が可能。

本来は正確な操作技術がなければ難しい状況下でも、飛行することができるので、空撮や業務の幅を広げてくれます。

また下方センサーによって、着陸地点に障害物があった場合なども検知。操縦者に知らせてくれる機能も搭載しています。斜面などを飛行していても、地面からの距離を一定に保ってくれるといった飛行も可能になっています。

もちろん、センサーに依存した飛行は、結果事故を招くこともあるので過信は禁物ですが、上手く活用することで、効率的に業務を行うことができるようになりました。

上位モデルインスパイア2には異なる障害物センサーを搭載

DJIドローンの中でも、映画などのプロユースにも耐えうる性能を持つのが、ファントムシリーズの上位モデル、インスパイア。

その最新モデルがインスパイア2です。

ファントムとは搭載されているセンサーと、動作範囲が大きく異なります。

インスパイア2のセンサー動作範囲
・前方 水平方向60° 垂直方向54°
 検知範囲 0.7~30m
・上方 ±5°
 検知範囲 0~5m
・下方 検知範囲 0.1~5m 

映画などで室内での撮影に対応できるよう、上方のセンサーがついています。

下方センサーはビジョンセンサー(カメラタイプ)+超音波センサーもついて高い精度を誇ります。
(下方センサーの構成はファントムシリーズもほぼ同じ)

屋外だけでなく、あきらかに屋内を想定したセンサー配置。使う用途を考え差別化しているワケです。

もしこれらのセンサーがなければ、操縦者は常に、周りに配慮しながら飛ばさなければなりません。人間が気を配る必要はゼロにはなりませんが、このセンサー機能を活用することで、撮影に集中できるのは大きなメリットです。

これこそが「プロ並みの空撮をカンタンに」というDJIのこだわりでしょう。

もちろん、プロであっても、これらのセンサーを上手く使うことで撮影効率は格段に向上します。

他のメーカーのドローンで、ここまでセンサーを活用したドローン造りをしているメーカーは、他にはありません。さすが世界一のドローンメーカーの面目躍如といったところでしょう。

プロ並みの撮影をカンタンに。セミオート空撮を解説します!

ファントム4以降のDJIドローンに搭載されているオート撮影機能が半端なくすごいです。今回はその中から、二つの機能をご紹介します。

この二つの機能を活用するだけで、空撮のはばが圧倒的に広がります!

この機能は外せない。アクティブトラック

アクティブトラックは自動追尾機能を駆使した撮影モード。一度、被写体をロックオンするとドローンが本気で追っかけ続けます。

低高度でこのモードを使うと、速い速度の被写体はロックがはずれることがありますが、少し高度を上げてあげれば、「お! すご!」と思えるほどの追尾能力があります。

後ろから追尾するモードのほかに

・併走モード
・定点でホバリングしながらカメラだけが追尾 する3つのモードがあります。

動いている被写体をカメラのフレームに捉え続けるというのは、本当に腕が必要です。

この自動追尾モード飛行時も、障害物回避機能はオン状態なので、万一飛行経路に障害物があり得る場合でも安心です。

こんな活用例があります。

・ランニングする自分の走りを
・ペットが走る姿を
・スキーやスノボをする自分を
・モータースポーツの撮影  などなど。

追尾機能の動画はコチラ

ただ、現状のドローンの性能では、被写体が時速50km程度までが限界。とはいえ、50kmで走る動くものを撮影するのって難しいと思いませんか!?

それが出来るのが「今のドローン」です。

トライポッドモードという選択

ファントム4プロ、4アドバンスに搭載されるトライポッドモード。

このモードでは、時速7kmマックスに設定されます。

そして、回転や移動は滑らかさを極めた動きへと変化。この速度と動きの滑らかさが、ドローンならではの雰囲気のある撮影が可能になります!

また、このモードを活用することで、正確に確実に撮影を行うことができるので、精度の求められる業務にもうってつけです。

この時速7kmという設定は、本当に絶妙です。

こんな使い方におススメです。

・新築住宅のイメージ撮影
・リフォームのビフォーアフター
・建造物の確認業務・撮影業務
・自然を美しく撮影したいとき

このモードで湖と山々や、美しい街並みを撮ったら雰囲気バッチリですよ。

水面の波、注ぐ光、鏡のように映し出される美しい山々・・・

ヨーロッパのようなきれいな街並みをゆっくりと、楽しむように。カメラの向きを思うがままに変えながら・・・

映画のワンシーンのような空撮映像がカンタンに撮れます。

ビフォーアフターなんかは、某TV番組のBGMとナレーションが聞こえてきそうです。

あ、これちなみに室内でも使えるので、レールやドリーなしでも、かなりのクオリティの動画が撮れちゃいます!

アクティブトラック、トライポッドの二つのモードを紹介しました。

ほかには

・被写体を真ん中に捉えて円を描きながら飛ぶポイントオブインタレスト
・進行方向を固定することでカメラ向きを変えながら撮影できるコースロック
 例 最初は後ろから追尾していた被写体を追い越した後、ドローンを回転させ、
   ドローンは後ろ向きに飛びながら被写体を前から撮影するなどが可能
・ジャスチャーで簡単に空からのセルフィー写真を撮影する 

などなど、上手く使えば色々なバリエーションの撮影が半自動で出来てしまいます。

これらの機能は、いわゆる空撮だけでなく、アイデア次第で業務にも活用できる機能です。

最新のDJIファントム4プロ・プラスの紹介動画がこちら
※アメリカ仕様のため日本モデルでは使えない機能が含まれています

このビデオをご覧になって頂くだけで、今どきのドローンの性能のスゴさ、可能性を実感して頂けると思います。

また、皆さんの業務で行っているドローンの使い方に合わせて、どのモードがおススメなのかも、私たちはアドバイスすることも出来ます。

私たちが運営しているスクールやイベント、セミナー、練習会などでお気軽に聞いていただければと思います!

スクールなどのお問い合わせはこちら http://y-drone.jp/

空撮のプロが選ぶ用途別ドローン選び

空撮の世界でドローンを使うとなると、DJIでほぼ決まりです。

クオリティを求めるならオリジナルドローンなどの選択もありますが、やはり高価。DJI製ドローンはマスメディア、映画、ドラマなどでも使われるクオリティの高い仕事ができるドローンです。

空撮を極めるならインスパイアシリーズ

DJIが作った短編映画がこちら

https://www.youtube.com/watch?v=D-3E18pGGOU&list=PLA0KLDsZILv1SyyW9PaOkBkh-vNZvtEzZ&index=6

全てのカットをインスパイア2とX5Sカメラで撮影した映画です。13分ちょっとと長めですが癒される内容です(笑)。

インスパイア2はご存知の方いるかも知れませんが、飛行とカメラ操作を分けてコントロールできる2オペレーションができます。飛行に集中する操縦者と、カメラ操作専門オペレーターを振り分けられます。

この機能はインスパイアシリーズなら可能で、インスパイア2の前モデルとなるインスパイア1でも同じ2オペレーションでの業務ができます。

現在でもインスパイア1も販売されており、2オペレーションが目的なら必要十分な性能をもっていますし、価格面でも最新のインスパイア2よりリーズナブルです。

この2オペレーションと空撮性能を活かすことで、建築関係、測量など多種多様な分野でドローンだからこそ出来る仕事をこなしてくれます。実際、安全に配慮しながら、カメラの構図を的確に保つのは容易ではありません。ファントムシリーズで空撮業務をしていると、OKテイクを撮れるまで何度か、あるいはもっと多く飛ばすことがあります。

風の影響、光、構図など、こだわればキリはありませんが、インスパイアシリーズなら対応能力、自由度が違います。

ただ、そうなると安全面でいえば人員が多く必要になります。

・フライト専門操縦者
・カメラオペレーター
・安全運航管理者
・監視者 必要に応じた人数

ファントムシリーズであれば、操縦者の負担は大きくなるものの、人員は少なくとも一人少なくて済むというメリットもあります。

とはいえ、クオリティを取るなら、インスパイアシリーズを選ぶメリットは計り知れないでしょう。

オールラウンダー・フライングカメラ・ファントム4プロ

さて、ファントム4プロ・プラスの紹介動画はご覧いただいたでしょうか?

ファントム4プロはその名の通り、プロユースにも耐えうる、カメラ性能、飛行性能、安全性能、撮影機能を備えた、まさに「フライングカメラ」です。

空撮機能を活かした業務にドローンを使いたいなら、まずはこのファントム4プロを、最初に手にしてもらいたいと思います。

障害物回避機能の項でもご紹介した通り、各種センサーによって、おそらく他社のどのドローンよりも安全にフライト出来ます。

そして、この高い動画クオリティを可能しているのが、DJIドローンのマストアイテム「ジンバル」です。このジンバルの恩恵は計り知れません。ドローンが飛行中にブレブレでも、動画は滑らかさを保ち続けます。この映像がまさに「ドローン」ならではの動画。

ジンバルはデフォルトで水平方向から真下まで向きを変えることができます。この機能もまたドローンの可能性を広げています。綺麗な動画を撮影する空撮のみならず、測量分野や建築分野、監視業務などなど多彩な用途にドローンが使える重要な機能です。

しかも、動画は4Kで記録可能。地上波ではまだフルHD放送しかされていない時代にです。綺麗・カンタン・安心。三拍子そろった、まさにオールラウンダーがファントム4プロです。

ホビーユースやサブ機として使うならMavicシリーズもあり!

業務使用のサブ機、あるいは趣味でというならMavic Proは最強かもしれません。

4Kでの動画撮影、綺麗な写真撮影はもちろん、遊べる撮影モードが充実しています。旅先やレジャーなどで、遊びのパートナーとして使うなら、まさにベストドローンではないでしょうか?

とくにMavicシリーズのエントリーモデルMavic Airはスゴイです。

Mavic air紹介ビデオ

本来であれば価格が安いMavic Airは、機能面で制約を受けるはず! ですが、そうではありません、ファントムシリーズやMavic Proで培われたセンサー技術と先進のハードと組み合わせることで、もしかしたら空撮性能は最強!? と思わせる性能を持っています。

価格面でもこれだけの性能で、このプライス? というレベル。特にドローンを楽しみたいという方には、本当におススメのドローンと言えるでしょう。

Mavic Airのここがスゴイ機能

・8GBの内部ストレージがあるのでマイクロSDカードがなくてもOK
・パノラマ撮影が簡単に
・スローモーション撮影もお手の物
・折りたたみできて重さはわずか430g
・アクティブトラック撮影は最大16個の被写体追尾可能
・遊べるクイックショットが充実
・強化された障害物回避機能

これらの性能は、どれも他のDJI製品を超えるモノ。まさに「プロ並みの空撮をカンタン」にを地で行く楽しいドローン。それがMavic Airです。

正直言って、この性能を見ると、本来上位モデルのMavic Proが霞んでしまいます。実際、Mavic Proは後継モデルの開発が進んでいるとのこと。

おそらく、Mavic Airに搭載された機能をほぼ搭載し、さらなるブラッシュアップをしてくると思われます。なので、どうしてもファントムやインスパイアのサブ機が、今、欲しいという場合を除いて、待ちではないかと思います。ただ、空撮あるいはその他の業務でも良いのですが、テストフライトには打ってつけです。

フライト計画に基づいて、高度確認、ルート確認、上空の風の確認、露出の確認などなど活躍する場面は多くあります。実際、飛行時の威圧感はファントムやインスパイアに比べて低く、人口密集地域など周りの目が気になるようなシチュエーションなら、Mavic Proがベストということもあるでしょう。

わたしも、人口密集地域で屋根上の状況撮影を依頼されたときには、ファントム4ではなくMavic Proを使いました。

安定性は申し分ないですし、写真や動画のクオリティも必要にして十分以上です。業務を受ける幅を広めるための「サブ機」として、Mavic Proはいまだ使えるおススメの一機です。

というのも、重さがMavicが740gに対して、Mavic Airは430g。この差は結構あると思います。Mavicですら、ファントム4に比べると風がそこそこあると上空での安定性では、やや劣るなあと感じる場面があるからです。

Mavicシリーズは、楽しさ優先ならMavic Air。空撮も含め業務使用もありえるならMavic Proがおススメです。

アプリの設定がドローンの仕事レベルを高める

DJIドローンが他社のドローンを大きく凌駕しているポイントが、操縦と連携するアプリの存在があります。

設定できる項目&確認できる項目

・カメラ露出
・写真撮影設定
・動画撮影設定
・飛行高度設定
・飛行距離設定
・送信機動作設定
 反応感度、ボタンの割り当てなど
・各種センサーのオンオフ
・映像転送状況確認
・バッテリー残量&充電回数
・カメラジンバルの動作速度、角度設定 

など空撮、飛行に関わるほぼすべてのことを、確認あるいは設定ができるようになっています。

このアプリがあるからこそ、ドローンの可能性が広がったと言っても過言ではありません。実際、運用上有用なアプリ紹介事例をいくつか紹介しましょう。

1 バッテリー管理

 ドローンを飛ばすうえで、バッテリー管理および飛行中の残量に対して最新の注意が必要です。

なぜなら、バッテリーがなくなればドローンは「墜ちる」からです。

ドローンが空撮などの場面で使われるようになって、ドローンのバッテリーがなくなった事が原因での墜落事例と思われるものが数件あります。

というのも、バッテリー残量を正確に見る仕組みが、整っていなかった時代もあったからです。しかし、DJIドローンの場合、アプリ上で常にバッテリー残量を確認でき、かつ、あとどのくらい飛行できるかの目安すら表示されます。

とはいえ、不測の事態、

例えば、風が強くてバッテリー消費が多くなった。低温のためバッテリー電圧が急激に低下した。といった状況は起こりえます。その際に、重要になってくる3つの設定について解説しましょう。

それは

  • 低電圧警告
  • 重度のバッテリーアラーム
  • スマートゴーホーム です。

低電圧警告の設定

これはバッテリー残量が何%になったら、アプリ画面上に警告を発するかを設定できます。デフォルトでは30%になっていますが、任意の数値に変えることができます。

重度のバッテリーアラームの設定

低電圧警告よりもさらに低いバッテリー残量を設定し、緊急事態であることを知らせる残量を設定できます。デフォルトでは15%に設定されています。もちろん、任意に設定できますが、Lipoバッテリーの特性上、急激に電圧低下が起こるので、15%以下は絶対におススメ出来ません。

スマートゴーホームの設定

バッテリーが重度のバッテリーアラームの設定残量になった時点で、ドローンにどのように動いてもらうかを選びます。

離陸地点まで戻るのか、あるいはその場で着陸するのかを選べます。オンにすると自動で離陸地点まで戻ってきてくれます(ただし、必要な残量が残っていなければ強制着陸になる場合もあります)。

これらの設定を活用し、飛行中のバッテリーを管理することで、墜落という最悪の結果を「起こさない」ようにします。

設定を誤ったり、操作を誤ると墜落のリスクが高まりますので、万一の場合も対処するためには確かな知識と技術、対応能力が必要になります。

2 送信機動作設定

ドローンは基本的にスティックタイプの送信機で操縦します。しかし、使用用途等も含め、ドローンに求められる動作速度などはまちまち。

あらゆる状況に対応するために、アプリ上で送信機のスティックに対する反応速度、反応傾向を変えることができます。


・もっとゆっくり回転させたい
・飛行の加速曲線を自分の感覚に近づけたい など

実際、飛ばすシチュエーションが増えれが増えるほど、この機能は有難みを増します。建造物と近接し、まわりに余分なスペースがない場合などは、繊細な操作が求められます。

わたしも建物検査で、建物の壁との距離を一定に保ちながら、ゆっくりと移動といった仕事を経験しましたが、この機能に助けられました。なにせ風が結構あるコンディションだったので。。

なんにせよ、現場は毎回異なります。求められることも変わってきます。色々な場面に対応できる設定がアプリ上で出来るのは安全の上でも欠くことのできない機能といえます。

3 ジンバルの設定

もう一つ忘れてはならないのが、ジンバルの設定です。

これはジンバルの横方向の動き、縦方向の動きを設定することで、現場現場で求められる撮影に対応するためにあります。

例えば、空撮などで飛行しながら、カメラをパンダウン、あるいはパンアップすることでドローンならではの映像を撮ることができます。その際、動作速度を設定することで、自分のイメージにあった自然な映像を撮りやすくなるのが、このジンバル設定というワケです。

横方向の動きは、ドローンの回転に対して、どのぐらい追従するかを設定できます。この設定ひとつとっても撮れる映像が変わってくるので、空撮の際には重宝します。

また、飛ばしながらジンバルを操作する必要がないのであれば、速さをマックスにしておくことで、作業時間をわずかながら短縮できます。ゆっくりに設定しておくと、カメラ向きだけ調整したい時は「イラっ」とすることもありますので。。

また、ジンバルの上方の最大角度は水平あるいは上方向30°のどちらかが選べます。これは結構効果的で、空から地上へとパンできます。空の青と、地上の緑や花々とのコントラストを撮影できるのもドローンならではの魅力。それが出来るのもジンバルのこういった設定があるからです。

今どきのドローン総括

各種センサーの性能向上に伴い、今どきのドローンは、数年前のドローンより遥かに安全になっています。

ほんの2年前は前方向のみだった障害物回避機能は、前後左右+下方向まで可能になりました。

セミオート撮影機能もセンサーやカメラの進化、ドローンの飛行性能自体の向上によって、バリエーションが増え、本当の意味での「プロ並みの空撮をカンタンに」を実現してくれるようになりました。

自分の用途に合わせて選ぶことで、ドローンは本当に便利な相棒としてあなたの仕事をサポートしてくれるでしょう。また、日本では「みちびき」という日本版GPS衛星が2018年11月から本格的運用されます。

現在、数メートルと言われるGPSを使った位置精度が、7基運用予定の2020年以降は、理論上6センチまで向上します。

4基運用が開始される2018年でも精度は大きく向上するとのこと。

現状では、山々など電波が届きにくい状況ではGPS信号をロストしやすく、飛行安定性に影響をあたえることがありました。7基運用後、さらに基数を増やして行くことになるので、飛行精度はこれからますます高くなっていきます。

これが何を意味するのか? 

現実的には、建物と隣接した状況、電波反射の多い場所でのドローンの飛行は、操縦者の勘と技術が頼みでしたし、今もそのような場面は起こりえます。

しかし、多くの日本版GPSが運用されるようになると、ドローンの安全性は飛躍的に高まるのです。

そうなってから、ドローンを始めるか、今から始めて技術、知識、経験を積み重ねていくのか、その差は小さくないのではないでしょうか?

ドローンには未来がある。また現在のドローンでも、ほんの数年前よりも多くのことがカンタンにできるようになってきました。その進化のスピードはますます速まっていくと考えられます。

スクールお問い合わせ先 スカイスパイス TEL:011-211-5202 メール:info@y-drone.jp

(JUIDA認定講師・DJIスペシャリスト 松永和仁)


JUIDAベーシック230,000円(税別)JUIDAスタンダード260,000円(税別)JUIDAマスター300,000円(税別)初めてドローン39,800円(税別)

JUIDAスタンダード、JUIDAマスターをお選びの方は下記のJUIDA技能及びJUIDA安全の両方にチェックを入れてください

2018/6/11~ JUIDA(2日コース)2018/6/22~JUIDA(3日コース)2018/6/23~初めてドローン

 

 

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